WSL2のVivadoからArty-A7に接続

WSL2に接続したArtyt-A7へWSL2のVivadoからアクセスします。

Arty-A7をUSBデバイスでattachできているところまでは完了していることとします。

Xilinx社のdriverインストール

WSL2にXilinx社のdriverを次のようにインストールします。

ここはnative Linuxと同様の作業です。

$ /opt/Xilinx/Vivado/2021.2/data/xicom/cable_drivers/lin64/install_script/install_drivers
$ sudo ./install_drivers

udevを起動

USBデバイスをattachしてそのままWSL2のVivadoからHardware Managerを開いてもVivado(hw_server)からArty-A7に接続することはできません。

原因はudevが起動していないようなのです。

WSL2のsystemdはPIDが1じゃないのが起因していて、systemdのPIDを1にするgenieがあるのですがWSL2の仕様がバージョンごとに変わる可能性があるのでここでは定常的にsystemのPIDを1にするのは避けます。

udevは毎度、起動すればいいだけなのでWSL2の起動時に次を実行します。

$ sudo service udev start

これでudevが起動できるのでこの後にVivadoを起動して、Hardware Managerを立ち上げればArty-A7を認識します。

Arty-A7の電源On/Off時は再度、attachが必要

Arty-A7とかUSB接続の評価ボードの電源をOn/Offする機会多々あります。

その場合、attachしたUSB接続が切れてしまうので、再接続後にattachしてあげる必要があります。

write: 2022/01/18/ 00:00:00