Let's Vitis(18) - Ultra96V2で動かしてみよう

VitisでコンパイルしたバイナリをSDカードにコピーします。

プロジェクトのHardwareディレクトリにsd_cardディレクトリが生成されます。

存在するファイルは下記のとおりです。

  • BOOT.BIN
  • uEnv.txt
  • Image
  • zynqmp-ultra96-v2.dtb
  • sample_app1.exe
  • binary_container_1.xclbin

SDカードの生成方法はすでにお勉強しました。

これらのファイルをSDカードの第一パーティションに書き込みます。

core-image-minimal-ultra96v2.tar.gzはSDカードの第二パーティションにコピーします。

Ultra96V2で実行

SDカードをUltra96V2に差し込んで起動します。

SDカードの第一パーティションをマウントしてsample_app1.exeとbinary_container_1.xclbinをhomeディレクトリにコピーします。

そして、sample_app1.exeを実行してみましょう。

$ export XILINX_XRT=/usr
$ ./sample_app1.exe binary_container_1.xclbin

「TEST PASS」って表示されればOKです。

本当に確かめるなら、Emulation-SWと相違がなければ正解です。

次回予告

次は既存のRTLをアプリケーションから使えるようにRTL Kernelを作っていきましょう。

次回は「RTL Kernelを作る」を勉強しましょう。

write: 2020/02/14/ 00:00:00