Ultra96でUbuntuのXウィンドウ表示に挑戦してみた

FPGAの部屋@marsee101さんがUltra96でDebianとWLANが動かせたということでほったらかしにしていたUbuntuでのWLANを確認したら動作した。

何に引っかかってたか?

よくわからな良いけどwpa_supplicantの設定をミスってたようで・・・

ただ、それだけでした。

Xorgを立ち上げてみるか・・・

WLAN繋がればaptできるので、インストールできる手間が一気に解消される。

そこで、XorgをインスコしてGUIを表示できないか挑戦してみた。

Ultra96のUbuntu環境は16.04.5LTSをベースファイルから構築している。

Xorgインスコしたけどarmsocドライバが無い

インスコしているUbuntuはarm64版でXorgはインスコできるんだけど、armsocドライバがない。

armsocドライバは探してみるとarmhf版しかない。

???

64bit版でドライバが変わったのかな?

apt sourceでソースコードをダウンロードしてビルドしようとしても64bitではサポートしていないというエラーが発生。

どうしたものかな・・・

Xilinxのデモイメージ

ソースコード解析職人の@VengineerからXilinxの「OpenGLWESのデモ」でX-Windowのデモがあると教えてもらったのでUltra96で試してみたら・・・

  • Ubuntu 15.04
  • とにかく、GUIの操作が重い!
  • xorg.confの設定はarmsocドライバを使用

深くは追いかけなかったがUbuntuでarmsocドライバできるのは現時点でarmhfしか選択肢がない。

じゃぁ、YoctoでX-Windowビルドしたら?

Yoctoもcore-image-satoでX-Windowを構築できるので試してみると、Xorgのドライバはarmsocだった。

ただし、Yoctoはフルビルド環境なのでarmsocドライバもビルドしていたので特に問題ない。

まとめ

Ubuntu 64bit環境にはXorgのarmsocドライバが無いので64bit環境でX-Windowを立ち上げるのはほぼ不可能なのかな?

XilinxのようにOpenGLESを使用するためだけdのGUI表示だけであれば、32bit環境でも良いのだけど、ウィンドウ操作が重いのを見るだけで、無理に32bit環境使う必要もないんじゃない?

と、諦めた。

write: 2018/09/24/ 10:00:58